ウィンターシーズンは、北海道ニセコでパウダー三昧!どうもジョーです。
ニセコには4つのスキー場があって、逆に広すぎて、どこのスキー場を滑ったらよいのか迷ってしまいますよね。
せっかく遠出して高いお金払ってまでニセコまで来たのに、「あの林間コース滑っておけばよかったなぁ!」とか絶対後悔したくないですよね。
この記事では、HANAZONOリゾートを滑ってみてからこそわかるHANZONOリゾートの雪質、レストランのメニュー・混み具合について紹介していきたいと思います!
HANAZONOリゾートがあるニセコってどんなところ?
ニセコは、北海道ニセコ町だけではなく、倶知安町・ニセコ町・蘭越町の3つ町を含めて、総称してニセコと表現している人が多く広域な観光圏です。
ちなみに倶知安町は、「くっちゃんちょう」と呼びます。難読地名ですね。(笑)
この地では、直近10年間海外からの投資が集中し、アメリカ、ヨーロッパと肩を並べるほどのリゾート地として発展し続けています。
リゾート地であるがゆえ、当然、外国人観光客向けに街中のお店の看板も英語併記になっていて、店員も外国出身地の人が多くいらっしゃいます。
圧倒的なニセコの降雪量
ニセコの素晴らしさは、リゾート地であることだけではなく、圧倒的な自然降雪量!
なんとのニセコのハイシーズンは、10日間のうち約2/3が降雪しており、1日の降雪量は山麓付近でも5cm〜30cm。数週間に渡って雪が降り続くことも。
ワンシーズンの総降雪量は、なんと15.9m!(20〜21シーズンの実績値)
ニセコの雪雲は、シベリア方面から吹き出してくる北西の冷たい季節風によって量産されます。
シベリア方面からの極寒の空気が対馬海流を超えて、大量の水蒸気と熱を、次々と北海道の山へ運びます。
この山にぶつかって発生した雲が、ニセコの山岳地帯を通過するときに、湿気が凍ることで、サラッとフワフワした雪を降らせます。シベリアに近いというのが、1つのポイントですね。
HANAZONOリゾートとは?
HANAZONOリゾートは、ニセコユナイテッドの東端に位置していて、良好な雪質を長時間楽しめるエリア!
楽しめるのは、純粋にコースや地形だけではありません。
2019年にアトリウムのような開放的なレストラン&カフェがオープンし、2022年にはイタリアのピニンファリーナ氏のデザインによって、10人乗りのゴンドラが新しく作られました。
楽しみを倍増させるような施設が続々と出てきていますよ〜。
10人乗りのゴンドラが出来たことで、新たなコースも誕生し、HANAZONOエリアで初となるナイター営業を始まりました!
以前のHANAZONO第1リフトは、日本初のフランスPOMA社製のフード付き6人乗りリフトとして生まれ変わり、本革レザーシートによる乗り心地も体感できます!
HANAZONOリゾートは、他のニセコユナイテッドよりも変貌を遂げていて、今後も様々なアップグレードが予定されている注目すべきなんです!
HANAZONOの雪質・コース紹介
では、HANAZONOリゾートの雪質は、実際どうなのでしょうか。
HANAZONOエリアは、太陽光に当たりやすい場所にコースがあり、晴れる時間帯が続く日は、残念ながら下部は雪質が固めになっていることが多いです。
日中雪が降り続くような天候であれば、下部でも十分パウダーを楽しむことができます。
安定した雪質を求める場合は、なるべく上部のコースがおすすめ。
滑ったコース紹介とともに、雪質について紹介していきたいと思います!
コリーズフォリー
コリーズフォリーは、2022年にHANAZONOエリアに新しく誕生したゴンドラ(シンフォニーゴンドラ)を降りると滑ることができます。
このコースは、ゴンドラの新設によって新しく作られたコースです!最大斜度は、22°で全長550mの中級者コース。
夜も22シーズンからナイター営業が始まりました。
写真を見ると、雪質をある程度想像できるかもしれませんが、コース左端から先は林になっているため、ほとんどがパウダースノーです。
多少天候が悪くてもコース幅も広く、ゴンドラの左側を滑っていけば、まず迷うことはありません。
林の中を滑っている人がたいたい複数名いるので、パウダーではないところもあります。
木がかなり生い茂っているので、初心者は深入り厳禁。
ジューシーフルーツ
上部のコリーズフォリーから続くコース。ゴンドラの中間駅を降りて滑ることもできる全長800m、最大斜度12°の初心者コース。
初めてのスキーやスノーボードであれば、このコースから滑ることをおすすめします。
左側は、滑って形跡がなく、降雪の直後はパウダーランが楽しめますよ〜。
あまり奥に入ると斜度がないため、止まってしまうので気をつけよう。
このコースを、ゴンドラに沿って滑り降りると、ゴンドラ乗り場に到着!
羊蹄サンセット
HANAZONOエリアの中で、もっとも標高の高い位置する直進コースで、中級コースの中では、最大の斜度を誇る。
晴れた日は、ニセコ連峰の山々を眺めながら、気持ちよく滑り降りことができるが、足元を取られる箇所があるので、よそ見は厳禁!
コース右下にある連絡コースを利用することで、ニセコグランヒラフ方面へ行くことができますよ。
このコースは午後になると直射日光が当たりやすいため、晴れた翌日は少し雪質は硬めになります。
ステアウェイ・トゥ・ヘブン
6人乗りのHANAZONO第1リフトから右側の中央を滑り降りると、ワイドな中級コースが登場する。
分岐コースがあるため比較的に人も少なく、周りを気にせずに滑ることができます!
右側はHANAZONOパーク。5m規模のキッカーもあり、パフォーマーな上級者がよく集まってます。
初心者は危ないので、左側のコースを選択しましょう。
影になっているところは、雪質がよく新雪が残っていることも。
下の方は、なだらかでになっているため、調子に乗って、右側の深いところには、入らないように注意しましょう。
マジで戻ってこれなくなります!
HANAZONOリゾートのレストラン
HANAZONOリゾートには、レストランが2つで、カフェが1つあります。
一番よく利用されるレストランが、2019年にオープンしたばかりの「HANAZONO EDGE(ハナゾノエッジ)」。HANAZONO第1リフト乗り場のすぐ近くにあります。
もう1つが、パークハイアットニセコの中にあるレストラン。館内には、11ものレストラン、バーが存在します。
今回は、実際に利用した「HANAZONO EDGE(ハナゾノエッジ)」を紹介します!
HANAZONO EDGE(ハナゾノエッジ)
HANAZONO EDGE(ハナゾノエッジ)は、HANAZONO第一リフトとゴンドラ乗り場のすぐ近くあるレストラン&バーで、2019年にオープンしたばかり!
スタイリッシュで近代的!ガラス張りが特徴的で、上品な見栄え。
スノボ・スキー置き場は周囲にたくさんあり、レストランの周囲も広々としたスペース。
レストラン内も広々とした空間でとても開放的!1月3連休の中日12時頃に入りましたが、混雑もあまりなく、快適利用できました!
2020年の1月にも利用したときはコロナ前で外国人客がたくさんいましたが、今年はその姿は、ほとんどありませんでした。
テーブル&椅子、備品全てが新しい気分最高〜♪
2Fから見下ろすように撮影した写真がこちら。
左側が配膳、レジコーナーで、右側がテーブル席になってます。
2階席は、ほぼ満席になっていました。
スキー場のレストランで一番やりたくない席の争奪戦。争奪するほどの混雑はありません。
メニューも大きく表示されていて、見やすくて、わかりやすいです。もちろんインバウンド客を意識して全て英語併記。外国人でも安心。
写真の綺麗さが食欲をそそりますね。外国人向けには、ビーフバーガーが超人気らしい!
他にもカレー、丼もの、スナックまで豊富なメニューが用意されています。
左側はピザメニュー。ホワイトソースを使ったピザも販売していますね。
全てのメニューがこちら。リゾート価格ということもあり、一番安いのは、豚汁・ご飯セット1,100円。ただどれみても美味しそう〜。
注文したのは、厚切りロースカツカレー。
あれ、メニューの写真とロースカツの量が違くない?ゲレンデのメニューなので、仕方ないですね。
ロースの甘みがカレーににうまく溶け込んで、コクのあるカレーで美味しくいただきました!税込み1,600円です。
ホワイトソースピザ!照焼チキンとホワイトソースが絡み合ってトロトロで美味しそう。税込み1,500円です。
ドリンクコーナーは、札幌ドライフリー、スパークリング、アクエリアス、ジュース、お茶まで様々揃っています。
お茶、ジュース類は200円。
支払い方法は、電子マネー(楽天ペイ、PayPayなど)、交通系ICカードまで対応しています。
レジ横には、チョコやカロリーメイトもありました。
店舗情報
TEL:0136-21-6655
HANAZONOリゾートのリフト料金
気になるHANAZONOリゾートのリフト料金ですが、2種類あります。
1.HANAZONリゾートとニセコグラン・ヒラフの共通利用券
2.ニセコユナイテッド全山利用券
HANAZONリゾートとニセコグランヒラフの共通利用券
HANAZONリゾートとニセコグラン・ヒラフの共通利用券は、HANAZONリゾートとニセコグラン・ヒラフの2つ行き来できるリフト券で、
シーズンによって料金体系が異なります。
【レギュラーシーズン料金(通常12月下旬から2週間後から3月20日頃まで)】
券種 | 大人 | 小学生 (7〜12歳) |
中学生 (13〜15歳) |
シニア (60歳以上) |
利用日数(有効日数) | ||||
1日券 | 6,600円 | 4,000円 | 5,400円 | 5,400円 |
2日券 | 12,300円 | 7,400円 | 9,900円 | 9,900円 |
3日券 | 17,900円 | 10,700円 | 14,400円 | 14,400円 |
1日券が8,000円オーバー。ディズニーランドのパーク料金と同じくらい高いですね。年々値上がり傾向です。
日数券は、発行した日から連続する日で、最終日の営業時間終了(ナイター含む)まで有効です。
特に土曜日は、リフト券売り場が行列になるので、事前に購入できるのであれば、リフト券待ちの時間が減らせるので、おすすめ!
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ニセコユナイテッド全山利用券
ニセコユナイテッド全山利用券は、ニセコの4つのスキー場を利用できるリフト券です。
初心者だと多くのコースを滑ることが出来ないため、中級〜上級者の人で、色んなコースを滑ってみたいという人にはおすすめです。
【レギュラーシーズン料金(通常12月下旬から2週間後から3月20日頃まで)】
券種 | 大人 | 小学生 (7〜12歳) |
中学生 (13〜15歳) |
シニア (60歳以上) |
利用日数(有効日数) | ||||
1日券 | 8,100円 | 4,900円 | 6,500円 | 6,500円 |
2日券 | 14,800円 | 9,000円 | 11,900円 | 11,900円 |
3日券 | 21,500円 | 13,000円 | 17,200円 | 17,200円 |
HANAZONOリゾート周辺のホテル
HANAZONOリゾート周辺は山々に囲まれており、近隣にホテルは残念ながらほぼ存在しません。
唯一存在するパークハイアットニセコHANAZONOはスキーイン・スキーアウトのラグジュアリーホテルとして、そびえ立っています。
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