こんにちは!(@chiropiyo0331)です。
今回は、北海道・新千歳空港から車で高速利用で約90分でアクセスできる星野リゾート トマム ザ・タワーに宿泊してきたので紹介します。
この記事では、星野リゾート トマム ザ・タワーに宿泊してみた感想・レビューを紹介していきたいと思います。
合わせて、旅行サイトで書かれている悪い口コミが本当なのかについても検証していきたいと思います。
「星野リゾート トマム ザ・タワーに宿泊したいけど、どんなところか気になる人」「悪い口コミが書かれているのが気になる人」「ゲレンデ直結のホテルを探している人」にとっては、最適な記事になっていますので、最後までぜひお読みください。
星野リゾート トマム ザ・タワーの宿泊に適した人は
北海道にはたくさんのスキー場がありますが、トマムは世界的にもパウダースノーを堪能できる有名なスキーエリアです。
星野リゾートが運営しているトマムスキー場を含め周辺のホテルはリゾート化されていて、トマムで宿泊を考える場合は、星野リゾート トマム ザ・タワー、星野リゾート リゾナーレトマムの2つしかありません。
今回は、トマムでスノボをする目的で、星野リゾート トマム ザ・タワーを選びましたが、実際に宿泊してみた結果として、星野リゾート トマム ザ・タワーの宿泊に適した人は、以下の通りです。
・トマムスキー場直結のホテルに宿泊したい
・ホテルステイを楽しみたい
・リーズナブルかつラグジュアリーなホテルに宿泊したい
順に解説します。
1つ目はトマムスキー場直結のホテルに宿泊したい人です。
トマムに宿泊することを考えたならば、自ずと該当しますが、星野リゾート トマム ザ・タワーはスキー場直結で、すぐにリフトに乗車することができるので、スキー場とホテル間の移動が面倒くさいと思う人には最適なホテルです。
後ほど、写真で紹介しますが、部屋おまかせ予約で、泊まった部屋は22階でした。
2つ目は、ホテルステイを楽しみたい人です。
星野リゾート トマム ザ・タワーは、レストラン・カフェ・スキー用品ショップを含めて20以上の店舗を持ち、温水プール、温泉&サウナを完備しているリゾートホテルです。
スキー・スノボはもちろん、ホテルステイも楽しみたい人にはうってつけのホテルです。
最後に、リーズナブルかつラグジュアリーなホテルに宿泊したい人です。
ここまで読んでいただいた人はお気づきだと思いますが、星野リゾートが運営するリゾートホテルのため、宿泊料金はシーズンを通して、高めに設定されています。
それでも、もう1つの星野リゾート リゾナーレトマムよりも、1泊数万円安く宿泊できます。トマム ザ・タワーは1泊1部屋40,000円~ですが、リゾナーレトマムは90,000円~が相場です。
今回筆者は、スノボの後はすぐにホテルにアクセスでき、食事もホテル中で楽しみたいという理由で、このホテルに宿泊することを決めました。
星野リゾート トマム ザ・タワーへのアクセス
星野リゾート トマム ザ・タワーは、新千歳空港から車で約100分、札幌駅から特急で約100分、トマム駅からは無料送迎バス5分の場所に位置し、星野リゾートが運営する北海道勇払郡占冠村にある山岳リゾートホテルです。
2棟の地上36階建てタワーで構成されていて、客室からはトマムの森、スキー場の景色を楽しむことができ、レストラン・カフェ他、スパ&サウナ(宿泊者は無料)も完備しています。
ホテルには、和洋中の様々なジャンルが揃う各店舗が併設されていて、飲食に困ることはまずありません。
星野リゾート トマム ザ・タワーの宿泊プラン・料金は?
星野リゾートが運営するリゾートホテル!気になるのがそのお値段ですよね。
今回は、部屋名:「トマム ザ・タワー1|スタンダードフォース トマム ザ・タワー|特別優待2泊以上プラン(朝食付)を選択して、4人1室で宿泊しました。
宿泊料金は、4人1室で219,600円で、一人当たりは2泊で54,900円。時期は1月最初の3連休です。
星野リゾート トマム ザ・タワーの概要
それでは今回宿泊した、星野リゾート トマム ザ・タワーの詳細を紹介したいと思います。
新千歳空港からレンタカーを借りて、道東自動車道 千歳東ICからトマムICまで約90分、トマムICから下道約5分でホテルに到着。
高速の車窓から、向かって左側に4つのタワーホテルがそびえ立っているのが確認できるので迷うことはほぼなし。
ホテルから一番近いT1駐車場に停めて正面玄関へ。新千歳空港からバスまたはトマム駅からの無料送迎バスで向かった場合は、写真の場所で停まります。
チェックイン
正面の玄関を入ると、目の前には、木製キツネなどの動物たちがお出迎え。
左手がすぐフロントで、さすがタワーホテルのフロントだけあってか、同時に5組応対可能な広さ。
ただ、到着したときは3連休初日の12時30分でしたが、既に激混み。チェックインに30分以上待ち。
辺りは、チェックイン待ちの列とスーツケースやスキー宅急便の荷物を見ながら待つ多くの同伴者で混み合ってました。
30分後に無事にチェックイン。15時チェックインですが、既に部屋利用できるということで、実質アーリーチェックインになりました。これは嬉しい!!待った甲斐があった~。
今回の客室は、トマム ザ・タワー1の21階、2115室でした。なかなかの高層階でラッキー。
客室
客室に入ると、正面に3人掛けソファ、テーブル、クッションイスが配置されいるのを確認。
ソファがあるスペースの両サイドには、それぞれツインベッド。窓からはスキー場を見下ろせます!
もう一方のツインベッド。真ん中にフレキシブルに照らす向きを調整できるライト、コンセントが2つあります。
ベッドフレームには、500mlペットボトルを置くくらいの小さなスペース。
客室の窓からは、スキー場を一望できます。晴れていて眩しい!
リゾナーレトマムの存在感もピカイチ。
中央には、テレビ台とテレビ。ちょっと配置が気になりましたが、4つのベッドがある部屋なので、仕方ないか。テレビは30インチ程度の大きさ。
テレビ台の上であれば、自由にテレビの位置を動かくすことは可能。
テレビ台の下には、電気ケトルとコップ、UCCのインスタントコーヒー、ティーパックが置いてあります。
冷蔵庫は、中身空っぽでしたが、道中で調達してきたドリンク類を入れてます。4人だとけっこう小さい…。
一晩入れてましたが、なぜか冷えてない?!電源が庫内の左上にあるので、忘れずに押しましょう。猛省。
ミネラルウォーターサービスがないのがイマイチ。
テレビの横には、アルコール除菌液、ティッシュボックス、メモ帳、内線電話など。至って普通。
ソファテーブルの上には、107年の歴史が書かれたハンドブックとその下には、館内のガイドブック。
撮影のため、カーテンを開けていますが、チェックイン時はカーテンが閉まっていて、理由は直射日光による室温上昇防止のためだそうです。
クローゼットは、2つ。ドアの手前にあるクローゼットにハンガーが8つ纏まってました。
クローゼットとは別に、スキーウェアをかけられる壁フックで4つあります。
バスルーム・トイレ・洗面台
バスルーム・トイレ・洗面台は一体で部屋に2つあり、一方のバスルームに、フェイスタオル、バスタオルが人数分置いてあります。
ビジホにあるようなバスルームを少し大きくした程度で、少し残念。
洗面台には、コップ4つ。2つバスルームがあるなら、分けて配置してほしかった。
アメニティグッズは1Fフロント横に用意されていて、ヘアゴム、綿棒、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリがあります。
星野リゾート トマム ザ・タワーのラウンジ
トマム ザ・タワーの1階右奥には、宿泊専用のラウンジがあります。
特に宿泊かどうかのチェックはなく、自由に行き来できるようになっています。
ラウンジで奥には、無料のドリンクサービスがあります。
ドリンクは、スパークリングワイン、コーヒー、紅茶、ココア、リンゴジュース、ミネラルウォーターなど取り揃えてあります。
時間は10:00~22:00までなので、飲み物が欲しくなったら、ラウンジに立ち寄るとよいでしょう。
星野リゾート トマム ザ・タワーのインドアプール&お風呂
トマム・ザ・タワーからバスで約5分の位置には、日本最大級30m×80mのインドアウエーブプール、ミナミナビーチがあります。
ミナミナビーチには、昼は目の前に広がる雪景色、夜であれば幻想的な雰囲気で星空を眺めながら入浴できる開放的な露天風呂(木林の湯)もあります。冬季の温度は約43℃で熱めのお湯です。
宿泊者には、入場券が人数分配布されるので、宿泊期間中は何回でも利用可能です。
より詳細の情報は別記事にしているので、ご覧ください。
星野リゾート トマム ザ・タワーの朝食
朝食付きのプランで宿泊すると、チェックイン時に朝食券が渡されます。
ザ・タワーにあるミカク、ビュッフェレストランのhal-ハル-、ニニヌプリの3か所で朝食バイキングが可能です。
今回は、1泊目にミカク、2泊目にhal-ハル-を利用しました。
詳細は、別記事に掲載しているので、ご覧ください。
ザ・タワー ミカク
ザ・タワー1から一番近い朝食レストラン専用のミカク。ザ・タワー1の1階にあります。
和食を中心に取り揃えたビュッフェ形式で、洋食もあります。
目の前で焼き上げられる玉子焼き、とろろ昆布入り味噌汁がおいしかった!
ビュッフェダイニング hal-ハル-
ザ・タワー1から西へザ・タワー2を経由して向かって歩くこと5分、halに到着。
山ワサビのローストビーフ丼とフレンチトーストが名物で、和・洋のメニューで種類豊富。
テンコ盛りに乗せてきた朝食がこちら。ローストビーフが柔らかくて、タレと絡めるとご飯が進む進む!
ローストビーフの前にはたくさんの人が並んでいました。
星野リゾート トマム ザ・タワーの悪い口コミ
極められた空間づくりや、サービス品質の高いことで知られている「星野リゾート」ですが、星野リゾート トマム ザ・タワーの評価はどうなっているのでしょうか。
楽天トラベルで星野リゾート トマム ザ・タワーの評価を見てみると「3.78」。(2023年1月時点)
リゾートホテルなのに、低いですね。
悪い口コミをいくつか抜粋してみます。
全体的にお値段にあってない設備、アメニティで大変がっかりしました。
マリーヤさん [60代/女性]
駐車場への道は階段で、スーツケースを持って降りなければなりません。
エレベータは高層階と低層階に分かれてなく集中する時間はなかなか乗れません。
アメニティは一階通路に置いてありますが、ビジネスホテルのものより落ちます。
お部屋のタオルは肌触り最低レベルのものです。ビジネスホテルの方がもっと良いものを使っています。
お部屋のライトですが、寝室のベッドから大変眩しく、裸電球なみです。
レストランもお値段が高いです。
スタッフの方達は一生懸命働いていらして、感じもとても良かったのですが、それ以外はホスピタリティが感じられない残念なホテルでした。
これほど、前以て他の人の口コミや評価を参考にすれば良かったと思うことも珍しい。
自信を持ってお勧め出来ない。
空調の一括管理+窓への直射日光で、部屋はとんでもなく暑くなる。カーテンを開けることは正直出来ない。
食事は予約不可なので、夕も朝も30分以上待たされるのが当然。なぜ、入れ替え制や予約制にしないのか。外から何人いるか分からない造りだから店内に入ったのに、店員に「入ってこないでください」と言われるとか、有り得ないだろ。二度と行かないよ。
食事だけに限ったことじゃないが、全てがいちいち遠い。スノーブーツ+スノーウェアの重装備で、歩き回りたいですか?-10度以下になるのに、バスで大浴場に行くとか理解が出来ない。
35階以上の文字通りタワーなのに、やたらゆっくりなエレベーターが3基しかない。全てに大行列となるし、パンパンになるまで人が入って来る。これでコロナ対策とか言われてもねぇ。
駐車場入口で問答無用の検温、館内入口でサーモグラフによる検温とコロナ対策に人を割くよりも、レストランのスタッフや、エレベーターの交通整理に人を増やしたらどうなのよ。
にゃぐんさん [40代/男性]
だいたい、-10度の外にいて身体が冷え切っている者に、非接触型の検温して意味があるとでも?(笑)
タワー2のファミリーフォースのお部屋に宿泊しました。
お値段も10万円以上で星野リゾートと言う事もあり楽しみにしていましたが、普通のお部屋、お風呂はビジネスホテルにあるユニットバスで、子供とのお風呂が狭くて使いにくく大変でした。
バス、トイレ付きと言う表示の横にユニットバスと分かりやすく書いて置くか写真を載せて置いて欲しかったです。まさかお値段の割にユニットバスとは思わず、がっかりでした。ただ、朝チェックアウト時に対応して下さった、年配のスタッフの方の対応は本当に素晴らしく、ホスピタリティと一歩進んだ気遣いに感動しました。
投稿者さん
極端な口コミを抜粋してみました。
実際宿泊してみて、上記の口コミの妥当性を判断すると、「確かに当てはまる。」といえるでしょう。
まとめてみます。
悪い点①:朝食やエレベーター待ちが長い
2泊目の朝食は、hal-ハル-にしましたが、8時半過ぎに到着したところ、8組待ちで30分以上待ちました。客室総数に対して、朝食レストランが少ない印象です。土日祝での朝食は待ち覚悟でしょう。
続いて、エレベーター待ち。
特に16時から17時にかけて、スキー・スノボ上がりの客とチェックイン後の客でエレベーターホールに行列ができています。
36階建てで、1~36階まで移動する11人乗りのエレベーターが3基しかないので、混雑しやすいです。
低層階の客室の場合、下りのエレベーター待ちはかなりのストレス。
上層階から乗る客が多く、20階以下の客が乗れずに見送るシーンを何度も目にしました。。。
この他にも、チェックアウト時間帯10時は、クロークに預ける際にも長蛇の列ができます。
悪い点②:客室サービスが部分的にビジネスホテル並み
宿泊プランにもよりますが、スタンダードタイプの場合、特にバスルームはビジネスホテル並みのクオリティでした。
それほど広くもなく、少し年季の入った感じです。
客室のミニバーも最低限といったところで、わかりやすい例でいうと、ミネラルウォーターサービスも残念ながらありませんでした。
悪い点③:お風呂へのアクセスがいまいち
辺り一帯がリゾートである反面、客室のあるトマム ザ・タワーから、露天風呂&サウナへのアクセスが悪いです。
15分間隔で運行しているバスに約5分乗ってミナミナビーチへ行き、インドアの温水プールの脇を歩いて通る必要があり、お風呂に入るのに、客室からだと20分くらいかかります。
仕方ないですが、プール併設のため、塩素系の臭いと温水プールということもあって、湿度が高く、もわもわしています。
男性風呂は奥にあるので、足元が滑りやすい道を通る必要があります。
お風呂上りでも、イマイチ心地良い気分にはなれないのが残念です。
星野リゾート トマム ザ・タワーに宿泊してみて
今回は、トマムでのスノボ旅行の宿泊場所として利用しました!
各種メディア、YouTubeで多く紹介されている星野リゾートということもあって期待感が膨らんでいましたが、宿泊料金を考えると、今一つでした。
リゾート地ということもあって、食事やお風呂へのアクセスはそれなり距離があり、しかも混雑するので、普段のホテルステイよりも計画的に行動する必要がありました。
もちろん悪い点ばかりではなく、朝食、夕食どこのお店で食事しても味のクオリティは一定以上で、十分美味しく楽しめたし、何よりゲレンデのアクセスが抜群に良く、快適にスノボを楽しむことができました!
ニセコの綾ニセコよりは見劣りするものの、トマムはトマムの良さがあるので、目的に応じて宿泊先も選びたいと思います。
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