こんにちは!(@chiropiyo0331)です。
今回は、静岡県熱海市錦ヶ浦に位置し、1959年(昭和34年)に海抜100mの位置に建てられ、外観5重日本の城郭に見られる天守を模して造られた熱海城を紹介します。
本記事では、熱海城の見どころや所要時間、お得なチケット情報と併せて、熱海城から見る花火情報、熱海城にアクセスしやすい周辺のホテルなどを紹介します。
「熱海城ってどんなところか気になる」
「熱海城を観光するのにかかる時間が知りたい」
という人にとっては、最適な記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
熱海城の概要
熱海城は、小田原北条氏、歴代の名称たちが水軍の根拠地として築城を熱望しながらも果たせなかった地で、名勝・錦ヶ浦を睥睨(へいげい)する要塞地、美しき建築として昭和34年に築城されました。
※熱海城は実在した城郭ではありません。
外装6階内部7階、地上43m、海抜160mで、春は熱海城 桜まつり、夏は熱海海上花火大会で、より多くの人で賑わいを見せます。
名称 | 熱海城 |
住所 | 〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993 |
営業時間 | 午前9時~午後5時(最終入場は午後4時30分まで) 年中無休 |
アクセス | <車の場合> 東京方面:国道135号線より錦ヶ浦トンネルを出てすぐ左折 伊東方面:国道135号線より錦ヶ浦トンネル手前を右折 <タクシーの場合> 熱海駅から約10分 <路線バスの場合> 伊東・綱代方面行、多賀車庫行→錦ヶ浦下車徒歩10分 熱海港行、後楽園行みぎ終点下車 ロープウェイ乗換 →頂上駅3分 <湯~遊~バスの場合> 観光周遊バス フリーパス1日700円で乗り降り自由、1回乗車は250円 |
駐車場 | 170台駐車可能 1台500円 |
地図 | |
外部リンク | https://atamijyo.com/ |
熱海城観光に必要な所要時間
初めて熱海城に訪れて、観光にかかった実際の時間は以下の通りです。
旅行ガイドブックやパンフレットには所要時間30分~と書いてありますが、30分だとかなりせわしない行動になります。
主な観光場所 | ポイント | 所要時間 |
6階 パノラマ展望天守閣 | 地上43m、海抜160mからの熱海眺望 | 10分 |
5階 江戸体験コーナー | 1.4kgの千両箱持ち上げ体験 肥え桶持ち上げ体験 衣装撮影 | 10分 |
4階 江戸のなぞ絵・遊び絵展 | 江戸時代に流行した絵で見るなぞなぞコーナー | 20分 |
3階 浮世絵春画展 | 葛飾北斎などの著名な浮世絵師が描く芸術作品鑑賞 ※過激な描写があるため18歳未満の入場不可 | 5分 |
2階 日本城郭資料館 | マッチ棒で作られた精巧な城郭模型 荻原一清画伯「名城再現ふるさとの城」展 | 10分 |
1階 日本侍文化の間 | 武家文化資料(鎧や日本刀・火縄銃などの展示コーナー) 足湯 売店コーナー | 15分 |
上記の各階での所要時間を単純に合計すると、熱海城を観光するために必要となる所要時間は70分となります。
チケット売り場の人にも所要時間を確認してみましたが、遊び方によって大きく変わります。
例えば、5階の体験コーナーや4階のなぞなぞコーナー、地下1階にあるゲームコーナーなど全てきっちり体験・見学すると、70分以上は普通にかかります。
要所要所で体験したり見学するレベルであれば、70分で足りるでしょう。
熱海城を出た庭園には、海の見える喫茶&レストラン「ヒルトップテラス」があるので、ゆっくりとティータイムやランチして過ごすのであれば、その分さらに時間を要します。
熱海城を観光するのであれば午前中がおすすめ
営業時間は17時までのため、天守閣展望台からのサンセットはタイミング合いません。
そうなれば、日中帯で空いている時間帯がおすすめです。
JR熱海駅からは他の観光スポットと比べると離れているため、日帰り観光客も少ない午前中の熱海城観光がおすすめです。
熱海城のおすすめ観光ルート
効率的に見るには、シンプルに順路通りに見ることです。
入場したら、1階の日本侍文化の間を見学し1周した後、6階に上がり熱海眺望を堪能して、1階ずつ下りて見学するのが順路となります。
・1階 日本侍文化の間、足湯
↓
・6階 パノラマ展望天守閣
↓
・5階 江戸体験コーナー
↓
・4階 江戸のなぞ絵・遊び絵展
↓
・3階 浮世絵春画展
↓
・2階 日本城郭資料館
↓
・1階 お土産コーナー
このルートで周れば、無駄のない所要時間で観光することができるので、参考にして下さい。
次に、それぞれの見どころになる部分をいくつかご紹介します。
熱海城の見どころ①:日本侍文化の間・足湯
1階の左手に武家資料館があり、その中には武士の美学と装いで重厚感のある鎧を見ることができます。
熱海城には海抜120mのジェット足湯があります。海を見ながら足をのんびりとリラックスさせましょう。
真夏は日差しが強いのでおすすめしません。
熱海城の見どころ②:天守閣展望台
熱海城と言えば、海抜160mから望む熱海市街地、相模湾!
晴れた日は気持ちよいほど熱海全体を見渡すことができます。これだけでも熱海城に行く価値あり!
風も吹いていて居心地も最高~。帽子やキャップなど飛ばされないように。
反対側も海と空のコントラストが綺麗です。
下に見えるのは、ホテルニューアカオの駐車場です。
熱海城の見どころ③:江戸体験の間
千両箱を持ち上げることができる体験コーナー。試しに持ち上げてみよう!
千両箱は金箱と呼ばれ、1両小判を千枚入れた物で、1両は約15g。
江戸時代初めに作られた慶長小判は、1回分15gの金に銀が加えられており18gです。
肥え桶も持ち上げてみよう!
左右でバランス取るのがめっちゃくちゃ難しい!腕がプルプル…。
他にも体験コーナーがいくつかあります。
熱海城の見どころ④:江戸の判じ絵展
江戸時代に作られた「判じ絵」と「だまし絵」を展示しています。
「判じ絵」とは、目で見るなぞなぞと言われて、言葉の読みを一度ばらばらにして組みなおし、それを絵にしたものが問題になっています。
「だまし絵」は、江戸時代後期に登場し、「江戸に国芳あり」と言われた天才浮世絵師「歌川国芳」が描いたユーモラスな作品群です。
江戸の匠が仕掛けるなぞなぞを何問解けるかな?
全問正解で熱海城オリジナルグッズがもらえるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
熱海城の見どころ⑤:日本城郭資料館
熱海城2階の日本城郭資料館には、35,000本のマッチを使用して作られた大阪城を見ることができます。
他にも模型があるので、隈なくチェックしてみましょう。
熱海城のお得なチケット!料金とお得情報
熱海城の入場料金は、大人1,100円、小・中学生600円、3~6歳以下450円、2歳以下は無料です。
JAFの会員であれば、トリックアートとの共通券の割引特典が受けられます。
受付時にJAF会員証をご提示すれば、1グループで有効になります。
熱海城の季節イベント
熱海城の桜まつり
毎年3月下旬~4月上旬にかけて桜まつりが行われます。
会場含め200本のソメイヨシノが城周辺を染め、多くの花見客で賑わいます。
夜桜ライトアップも華やかでおすすめです。
宴会用花見席は設けていませんが、テーブル・イスで花見ができ、飲食の販売もあります。
熱海城から見る熱海海上花火大会
7月8月の熱海海上花火大会の当日は、熱海城の営業時間を延長しています。
花火と熱海の100万ドルの夜景を一緒に楽しめる知る人ぞ知る花火見物の名所です。
天守閣から殿様気分で壮大な花火を楽しむことができます。
熱海城に入らず、城入口正面前のフェンス越しでも花火鑑賞は可能です。
熱海城周辺のホテル
熱海城のすぐ近くで宿泊できるホテルは少なく、他にも熱海観光スポットを巡る予定であれば、「ホテルニューアカオ」がおすすめです。
熱海城からホテルニューアカオまでは徒歩9分なので、熱海城見学後のチェックインもしくは、チェックアウト後の熱海城見学など選択肢が増えます。
そして宿泊客であれば、JR熱海駅⇔ホテル間の無料送迎バスに乗車できるため、熱海城への交通費も節約可能です!!
熱海城周辺は登り坂が激しいですが、お城の観光と割り切ってしまえばよい運動です。
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熱海城に行く価値はあるの?
熱海城は実在した城郭ではなく模して築かれた城なので、現存12天守ではありません。
「行く価値って本当にあるの?」と思う人も少なくないです。
実際に行ってみましたが、城内の各フロアは展示コーナーで見応えのボリュームはありで、なぞなぞコーナーなど大人から子供まで楽しむことができます。
一番行ってよかったのが、6階天守閣展望台からの眺めです。
天気の悪い日はおすすめできませんが、晴れの予定であれば入場料1,100円払っても行く価値はあると思います。
ただし熱海駅からの往復だけでそれなりの距離なので、せっかく錦ヶ浦付近まで来たならば、ホテルニューアカオもしくは熱海後楽園ホテルの宿泊とセットがおすすめです。
それでは、レッツトリハピ!