今回ご紹介するのは、2021年にリニューアルオープンしたばかりの東中野駅東口から徒歩約8分にある東中野の銭湯「松本湯」。
東京の副都心と呼ばれるターミナル駅の新宿駅から電車で4分にある東中野駅から徒歩で行くことでき、銭湯なのに収容人数20名を誇るサウナとすっぽり浸かれる水風呂が人気。
テレ東のアド街ック天国にも取り上げられ、混雑は必至?でも、これは行くしかない!
ということで、温泉・サウナ好きのジョーが実際に行ってきたので、「松本湯」とはどんなところなのか、混雑状況も合わせてお伝えしたいと思います。
松本湯の基本データ
東京・東中野駅から徒歩約8分に位置する「松本湯」は、2021年8月1日にリニューアルオープンした男女サウナ付きの新世代の銭湯です。
創業は歴史を遡り、1936年に初代松本又吉が開業。その長い年月を経て一度改築するも、経年劣化により2021年2月から改装工事を実施。
改装費用の一部は、クラウドファンディングによる資金集めをなんと!わずか1日弱で目標金額300万を達成。どれだけ注目されているかが、わかりますね。
銭湯でありながらも、オートロウリュの大型サウナ、スチームサウナ(女性のみ)、水深150㎝の水風呂、電気風呂、座風呂、寝風呂など種類豊富な紀州備長炭風呂が特徴。
街中の銭湯って言ったら、2種類の風呂と昔ながらのドライサウナを想像していたけど、松本湯の銭湯は想像をはるかに超えていた!
松本湯の場所
近くには、コインパーキングもあり、車でのアクセスも可能。
名称 | 松本湯 |
住所 | 〒164-0003 東京都中野区東中野5-29-12 |
電話番号 | 03-3371-8392 |
営業時間 | 平日、土曜 14:00~24:00 日曜8:00~12:00、15:00~24:00 |
公式HP | https://www.matsumoto-yu.com/ |
松本湯への行き方
松本湯への行き方を紹介します。
今回は、最もメジャーな行き方、東中野駅東口から行く方法を紹介します。道順は至ってシンプル!
東中野駅に到着したら、改札を出て北側の東口出口を目指します!
東口出口の階段を下りたら、横断歩道は渡らず、そのまま道なりに進みます。
ひたすらまっすぐ直進します。
しばらく歩くと、T字路の交差点が見えてきますが、横断歩道を渡って、ここも直進します。
直進していると、左手にイオン系列のスーパーまいばすけっとがあります。
松本湯にはウォーターサーバや冷水器はないので、ここでイオンウォーターやポカリスエットを買っていきましょう♪
スーパーを通り越して、さらに直進して歩くと、縦に松本湯と書かれた看板が見えてきます。
松本湯の館内紹介
続いて、松本湯の館内紹介です!
入口に松本湯と書かれた大きな看板があり、玄関で靴を脱ぎ、館内に入ります。自転車利用者も多く来てました。自転車の場合は入口手前のスペースに駐輪しましょう。
玄関には、男性サウナに限り、入場規制中の案内が…。
松本湯のシューズロッカー
入口正面にはシューズロッカー、右側には鍵がかかる傘立て置き場。下足札の裏にはクラウドファンディングの支援者の名前が書かれている。
ブーツやハイカットスニーカーを収納する為のロッカーが8つあるので、女性でも不自由なく利用できそうだ。
左側にもシューズロッカーがあり、右隣には券売機コーナー。さすが、リニューアルもあって館内がとても綺麗。
券売機での購入は現金のみの対応ですが、各種電子マネー、Paypay、交通系ICカード、クレジットカードを利用したい場合は、フロントで支払い。
混雑時は、券売機に並ぶ前にまずフロントに行き、サウナ利用であることを先に伝え順番待ち札をもらおう!
松本湯のフロント
入口には、松本湯のロゴにもなっている、すっぽんもどきのカメキチくんがお出迎え。水槽には、「びっくりするので、ガラスは叩かないでくださいね」の注意書き。
銭湯にマスコットキャラクターがいると何だか気分がよい。
館内の中央にはフロント。リニューアル後もフロントの後ろに脱衣所があり、昔ながらの「番台」のなごりが残されている。
かめきちログが刻まれた松本湯オリジナルサウナハットがフロントで販売されていた。
街中の銭湯には見えないほどの上品で和の雰囲気で、心が落ち着く。
松本湯の風呂
銭湯とは思えないほど、種類豊富な風呂。ジェット風呂、座風呂、電気風呂、薬湯、バドガシュタイン鉱石風呂、泡風呂、水風呂、狭いスペースを最大限に活用した造りになっている。
電気風呂は、弱と強。強は複数の波動で全身が勝手に動くほど強烈な電気が走っている。
正面上には、65インチの大型モニタが4つ並んでいる。これが新世代の銭湯である。モニタには、昔の壁絵や四季折々の風景が映し出されていた。
女性のシャワーヘッドには美顔ローラーのメーカーで有名なReFaが使われており、ミスト水流がきめ細やかでサウナ女子には嬉しい。
街中の銭湯って言ったら、2種類の風呂と昔ながらのドライサウナを想像していたけど、松本湯の銭湯は想像をはるかに超えていた!
松本湯のサウナ
サ室は男性の場合、3段構成のL型の大きなフィンランドサウナ(芬)が1つ、女性は、45℃のスチームサウナ(蒸)と、フィンランドサウナ(芬)の2つ。
オートロウリュは毎時10分30分50分の20分単位で発動し、時間帯によっては100℃を超える。
JAZZのBGMも流れていて、瞑想するには持ってこいの環境。
フィンランドサウナの室内は間接照明のみで薄暗い感じで、TVは無く雰囲気が最高。サウナマットは使い放題でサウナ前に置いてある。サウナハット掛けは入口付近にあり。
女性のみ利用できるスチームサウナの座面には、バドガシュタイン鉱石が使われていて、鉱石から発する遠赤外線の効果により、肩こり・腰痛などの症状の改善も期待できる。
休憩時間をうまく使えば、20分置きの毎回オートロウリュが楽しめるよ!
松本湯の水風呂
水風呂の水深はなんと150㎝(女湯は135cm)で、紀州備長炭が沈んでいる。
温度は16℃で平均よりも冷たく、立った状態で肩まで浸かることができる東京の銭湯はここだけである。
もう一気にととのう!
冷たい水風呂が苦手な人は、男女共通で30℃の美泡水風呂がおすすめだ。細かい泡で全身が包み込まれるを体感できるはずだ。
松本湯のととのいスペース
外気浴がない代わりに、入口付近に畳スペース(風)で寝転んで休憩することができる。
上を見上げると通風孔があり、火照った顔を涼しくしてくれる。
サウナが混んでいるときに休憩スペースとしても使うことができ使い勝手がよい。
寝転ぶ場合は最大2名で、座る場合は、最大4名まで。
他洗い場付近に1脚、数名座れるベンチ、脱衣所にも2脚ほど、ととのい椅子がある。
松本湯の脱衣所・パウダールーム
松本湯の脱衣所はかなり広め。脱衣所のロッカーは空いているところであれば、好きな場所を使うことができる。
小さめのロッカーからハンガーで衣服をかけることができるロッカーまで大小さまざま。
ちょっとした荷物を置きたいときは、共用利用のオープンな置き場もあるので、窮屈過ぎずとても使いやすい。
女性側は、髪の美容機器と呼ばれたレプロナイザー 2D Plusなど高級ドライヤーが揃っている。ドライヤーは3分20円。
松本湯の休憩所・ラウンジ
湯上がりは、奥の休憩スペースで横になりながら休憩もできる。
ただ混雑時は、待機場所としても使われていて、ゆったりと休憩できる十分なスペースとは言えない。
有料だが、マッサージチェアが2脚ある。
館内には、定番の牛乳、イチゴオレ、各種ドリンクが取り揃えてある。
当然イオンウォーターも500ml、900ml両方のサイズを販売している。
通販で予めまとめ買いもおすすめ!
松本湯の混雑状況
アド街ック天国やサウナ雑誌にも取り上げられている話題沸騰中の松本湯。これだけ豊富な風呂とオートロウリュ付きの高温フィンランドサウナもあれば、気になるのが混雑状況。
松本湯が混雑する日や時間帯はどうなっているのでしょうか?
男性に限り、松本湯が混雑するのは、平日夜、土日祝のほぼ全ての時間帯で混雑し、入館待ち発生しています。女性はほぼ待ち無しで入れることがほとんどです。
全日入場規制をしていて、男性はMAX45名、女性は25名までしか同時に利用できません。
実際に土曜日の19時頃の夕食の時間帯を狙っていきましたが、7組ほど約20分ほど待ちました。
脱衣所は比較的広めのため、MAX45名であればストレスなく利用できますが、サウナやととのいスペース、電気風呂、座風呂は人数に限りがあるため利用できない時間帯も発生します。
洗い場は20席以上あるので、中に入ってしまえば待つことはないでしょう。
雨や強風など天気の悪い日や営業時間終了間際に行くと混雑なく利用できる可能性が高いよ!
松本湯の利用料金
最高の風呂設備が整っている松本湯。
気になるのが、特にサウナの料金ですよね。東京都公衆浴場入浴料金の統制額により、銭湯は一律480円になっています。銭湯とは言え、良心的!
サウナは別料金ですが、バスタオル付で、+500円でオートロウリュ付き高温フィンランドサウナを堪能することができちゃいます!
種別 | 大人料金 |
大人入浴券 | 480円 |
大人サウナ入浴バスタオル付 | 980円 |
中学生 | 300円 |
中人(小学生) | 180円 |
幼児(未就学児) | 80円 |
サウナ券バスタオル付 | 500円 |
貸バスタオル | 100円 |
貸タオル | 50円 |
実際に利用してみた感想
今まで行った銭湯の中では、ダントツの大満足。
イノベーション銭湯という期待も当然ながらあるが、期待を大きく上回る!
総合スパ、スーパー銭湯ではないので、岩盤浴、リラクゼーション、食事処がないので、短時間利用向け。
JAZZのミュージックを聴きながら、ロウリュによってバチバチとストーンから蒸気が出て、サ室のボルテージが一気にあがり蒸される。戦闘力高すぎる。
そして、極めつけは全身どっぷり浸かれる癒しの水風呂。これができるのは、松本湯しかない。
デメリットは、混雑。土日祝は待ち覚悟で、時間に余裕をもって行動したい。
今日もエネルギーがフルチャージ!!
それでは、良いサ活を。
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