近年、日本からハワイ島への直行便が増えてきて行きやすくなったことにより、渡航者が続々と増えているハワイ島!
一度行くと大自然の魅力にハマり、リピーターなる日本人が増え、しまいにはハワイ島に在住している人もいます。
そんなハワイ島に行ったら、絶対に外してはいけない定番の観光スポットから穴場の観光スポットまで包み隠さず紹介していきます。
幅広いタイプの観光スポットを紹介していきますので、自分の旅行目的にあった場所に訪れてみてくださいね!
ハワイ島ってどんなところ?
ハワイ島ってみなさんどんなところかご存知ですか?
ハワイ島は、ハワイ諸島の中で、一番大きな島であることから「Big Islandビッグアイランド」と呼ばれます。この島の面積は東京の約5倍!!
ハワイ島には西海岸と東海岸に1つずつ空港(コナ空港とヒロ空港)があります。今でも、活火山として活動を続けるキラウェア火山や、山頂に雪が降り積もるマウナケア山など、他の島にはない大自然に囲まれている島です。
ハワイ島の西海岸に位置するコナには、有名なコーヒー農園があります。100%コナコーヒーがお土産品として大人気です。
一方で、東海岸には、ハワイ島で最大の町であるヒロがあります。ヒロは雨の町と呼ばれており、1年のうち、なんと約2/3は雨が降っており、晴れの日がとても少ないです。
ハワイ島は東から風が吹いているので、中央の高い山にぶつかると、湿気を含みやすくなり、東側で雨が降るのが理由です。
ハワイ島へのアクセス
東京からハワイ島コナへのアクセスは、ここ数年でますます便利になってきています。2020年現在、ハワイアン航空が羽田-コナ間、JALが成田-コナ直行便を運航しています。JALについては、毎日運航するようになったので、かなりアクセス容易になります。フライト時間は行きが7時間50分、帰りが8時間45分です。
なお、ヒロへの直行便はありませんので、コナ空港の利用をおすすめします!
よくオアフ島のワイキキに滞在する予定のある友人から、「ハワイ島にも行きたいんだけど、何日間くらい滞在すべき?」と聞かれることがあるのですが、正直言うと、GWや夏休み、年末年始の利用を前提にしたスケジュールであれば2島周遊は、かなりタイトスケジュールになるため、おすすめしません。
何度も過去に訪れたことがあれば話は別ですが、ハワイ島には今から紹介する魅力的な観光スポットがたくさんあり、広大な島なので移動もそれなりにかかります。
最低でもハワイ島だけで4泊くらいは考えておきたいです。年中常夏のハワイですからね、誰でもゆっくり過ごしたいじゃないですか!!
ホノルル発のキラウエア火山日帰りツアーが人気だったりしますが、日帰りなのに約4万円もします…。高いですし、時間の使い方も勿体ないですね。
ハワイ島の天気
ハワイ島には、夏と冬の2つの季節があります。11~4月が日本でいうところの冬にあたり、だいたい最低気温が20度以下になります。夏の最高気温は30度以上になることもありますが、湿気も高くなく、穏やかな気候なため一年中観光に適しているのが素晴らしいです。
海の温度は平均24度くらいで冬は寒く感じます。冷たい海が苦手な人は、夏の時期に訪れるのがよいでしょう。
東京と比較すると降水量が多いですが、ハワイ島の降水量は、地域によって雨量がバラバラで、コナエリアなど西海岸は、年間通じて晴天が多く、滞在・観光に一番適しています。地域によって天候が全く異なり、様々な気候帯が存在するのがハワイ島の特徴ですね。
旅行時の基本的な服装は、日本の夏の服装と同じイメージで、ビーチ、海に行く場合は、水着・ビーチサンダルが必須です。
夜の冷え込みやお店の中のエアコン対策で、薄いシャツやカーディガンがあるとよいと思います。特にエアコンに弱い方は心配になるくらいであれば迷わず1枚か2枚は持参しましょう。下記で紹介していますが、マウナケアなど標高の高い場所に行く場合は、防寒具対策が必須です!!
ハワイ島の過ごし方
大自然いっぱいのビックアイランド、1年通じて暖かくて居心地のよいハワイ島で実際何をしたらよいのか、過ごし方のパターンをまとめてみました!
高い旅費を払っているからには、旅行の価値を最大化して存分に楽しみたいですよね!そのためには、旅行の目的(≒過ごし方)を明確にするようにしましょう。もちろん、複数の目的を組み合わせて旅行プランを考えてみるのもよいですね。
大自然を肌で感じる観光地を巡りたい
ハワイ島での過ごし方の定番ですね。ハワイの人気観光地No.1のオアフ島のワイキキには大自然は存在せず、ハワイ諸島の中でもハワイ島でしか体験できません。
世界遺産に登録されているキラウエア火山と溶岩台地はとにかくスケールの大きさに圧倒されます!また、世界一の星空を観察することができるマウナケア山は、なんと標高4000m!こちらのスケールの大きさも負けていません。
日本では絶対に体験することができない 貴重な観光地がたくさんあります。
イルカなどの海洋生物を見たい
ハワイといえば、青く透明感の海!海にはたくさんの海洋生物を見ることができますが、ハワイ島で遭遇率の高いのは、イルカ!イルカがいるところまでスピードボートで向かい、ライフジャケットとシュノーケリンググッズを装備して、いざ入水。
そこには、群れをなした野生のイルカとカラフルな小魚たちと一緒に泳ぐことができます。
夜になればマンタも見ることができます!
ハワイでしか食べらないグルメを満喫したい
ハワイの名物といえば、何を思い浮かべますか?代表的なグルメと言えば、ロコモコですね。近年の日本でも、いろんなお店で食べることができるようになりましたが、白いご飯の上に、ハンバーグと目玉焼きをのせて、味付けはグレイビーソース。卵とグレイビーソースのからみが最高に美味しいハワイの名物料理です!
他に有名なグルメはポキ丼。「ポキ」とは、魚を小さく切るという意味で、ハワイで獲った新鮮なマグロやタコを小さく切ってご飯と甘辛いタレをかけて食べるハワイの郷土料理の1つです。
お酒のおつまみとして愛されているくらい本当に美味しいです。
ハワイ島でもたくさんのロコモコやポキ丼を食べることができますが、味はまちまちなので、美味しいところを厳選して紹介した記事があるので、こちらも是非ご覧になってください。
海を眺めながらリゾートホテルでのんびり
ハワイ島そのものがリゾートという感じですが、ホテルの部屋から、もしくは、ホテルのプールサイドから海を優雅に眺めながら身体を休めることも旅の醍醐味の1つですね。
ワイコロア地区には、マリオットやヒルトンなどの一流リゾートホテルが立ち並んでいます。一流のホテルであれば、ホテルのプールやジム、エステ、レストランが充実しているので、一日いても飽きないと思います。ファミリー旅行であれば、ホテルを拠点として、近くの免税店やショップでお買い物をしても十分に楽しめますね。
筆者が宿泊したヒルトンは広大な敷地で、1日使っても足りないくらいです。こちらも記事にしているので、よかったら見てみてくださいね。
定番の観光スポット
ハワイ島の過ごし方のイメージはつきましたか?
まだ、イメージがつかない人は、実際にどんな観光スポットがあるのか、ここでたくさん紹介してみますので、イメージを膨らませてみてください!
初めてでも、リピーターでも、絶対に見ておきたい定番の観光スポットを紹介しますね。
マウナケア山
標高4,207mもあることから、天と地をつなぐ場所であると言われているのがマウナケアの山頂です。ハワイ島には5つの火山が存在しますが、そのうちの1つがマウナケア山であり、ハワイ諸島の中で最も高い山です。唯一雪が降ることから、マウナケア(ハワイ語で白い山)と呼ばれています。
マウナケアに行くベストな時間帯は、日が昇るタイミングで朝日を見るか、日が沈むタイミングで夕日を見るか、夜に星空を見に行くかの3択になります。日本だと、ここまできれいな星空を見ることはなかなかないので、ぜひ夜に行くことをおすすめします!
1月~3月頃はハワイも少し涼しくなるので、山頂では0℃前後まで冷え込むことがありますので、防寒着の準備を忘れないでください!
個人でレンタカーで山頂まで行く場合は、エコノミークラスの車ではなく、4WD(JEEPとか)の車をレンタルするようにしてください。勾配が急な道、舗装されていない道があります。
運転に慣れていない方は、ツアーでの参加をおすすめします!
基本情報
ワイピオ渓谷
断崖絶壁で囲まれているワイピオ渓谷。写真を見る限り、住民がいないようにみえますが、数十人程度のタロイモ農家や漁師が暮らしています。タロイモとは、およそ1万年前に始まったとされる農耕の起源と深く関連があるイモ型の作物の1つと言われているそうです。
ハワイ語でワイピオとは、「曲がりくねる水」という意味を指し、谷底に降りるといくつかの滝があるほど、水に恵まれている場所です。
アクセスはレンタカーになりますが、展望台からの眺望は素晴らしいので、是非とも立ち寄りたいスポットです。駐車場が狭いので満車状態ですが、近くの道路の脇に少し路駐すれば問題ないです。
谷底まで下りることはできますが、それなりに時間もかかりますし、かなり急こう配なので、帰り登る覚悟がある人のみチャレンジしてください!
基本情報
電話番号:-
営業時間:24時間営業
定休日:なし
利用料金:無料
地図:Google Mapで確認する
キラウエア イキ トレイル
世界遺産であるハワイ火山国立公園の中にある約6kmのトレッキング・コース。写真のように、クレーターの真ん中を横切ることができるので、トレッキング・コースとしてかなりの人気があります!
2018年に、噴火の影響を受けてから、一部の場所が通行禁止となっているので、行く場合には、ホームページで最新情報をチェックするようにしてください。
日焼け止め、トレッキングシューズ、雨具の準備があると、便利です。所要時間は2~3時間となるので、ミネラルウォーターの準備も忘れないでくださいね!
基本情報
電話番号:+1 808-985-6000
営業時間:24時間営業 ※キラウエア・ビジターセンターは7時45分~17時まで
定休日:なし
利用料金:無料
地図:Google Mapで確認する
ハワイ火山国立公園
ハワイ島で、いまだ活発に活動しているのがキラウエア火山で、その火山にあるのがハワイ火山国立公園です。ハワイ島に訪れたら誰もが行く場所と断言してもよいでしょう。
とにかくスケールの大きさに圧倒されます!ぜひ、パノラマ写真を撮ることをおすすめします。
2020年現在、噴火は止まっていますが、草津の湯畑のように蒸気が出ている箇所や、崩れかけの斜面を見ることができます。溶岩が赤く吹き上がった様子を確認することができません。
基本情報
電話番号:+1 808-985-6000
営業時間:24時間営業 ※キラウエア・ビジターセンターは7時45分~17時まで
定休日:なし
利用料金:25ドル
地図:Google Mapで確認する
ビッグアイランド キャンディーズ
ハワイのお土産クッキーと言えば、ビックアイランドキャンディーズ。ヒロの町に来たら絶対に寄るべきお土産ショップです。
入口入って右手に、コナコーヒーの試飲とクッキーの試食がありますので、ぜひご賞味ください。おすすめのクッキーを店員さんに質問すると、奥から次から次へとクッキーを持ってきてくれますので、味比べしながらゆっくりとお土産品を選んでみてください。
とにかくたくさん商品があり迷うので、事前に買いたいものをリストアップしておくとよいと思います。
おすすめは、「レモンショートブレッド アソートコンボ」です!
筆者は、ヒロの本店でしか買えないお土産品を頼まれていたこともあって、この時は、ツアー参加で立ち寄りました。
参加したツアー詳細については、以下の関連記事を参考してみてください。
基本情報
電話番号:+1 808-935-8890
営業時間:8時30分~17時00分
定休日:なし
利用料金:なし
地図:Google Mapで確認する
アカカ・フォールズ 州立公園
落差が13m以上もある雄大で迫力満点の滝。駐車場から滝が見れる場所まで徒歩10分未満ですが、途中の道に、バナナの木やシダなどの熱帯地域にしか存在しない植物をたくさん見ることができます。
運がいいと、カメレオンがいるそうですが、筆者が観光したときは残念ながら見れませんでした。
アカカの滝周辺は、雨がたくさん降るため、日の光が差し込むと、滝つぼにきれいな虹がかかることもあるとガイドさんから聞きました。
所要時間は30分もあれば十分に見ることができます。入場料は1ドルに対して、駐車場は5ドルも取られるので、手前の道に路駐してそこから歩くとよいかもしれません(笑)。
基本情報
電話番号:+1 808-961-9540
営業時間:8時30分~18時00分
定休日:なし
利用料金:入場料1人1ドル、駐車場1台5ドル
地図:Google Mapで確認する
穴場スポット
続いて、ガイドブック等には載っていない、ハワイ島で穴場スポットを紹介します。
ハワイ島は、オアフ島と比べると観光客が少ないですが、ハワイ島の穴場スポットはさらに少ないので、ゆったりのんびりした人にとっては適したスポットです!
現住民から直接聞いたお話も含めて紹介します。
マニニオワリ ビーチ
ハワイ島の数あるビーチの中でも、海のひと際輝く透明感のあるマニニオワリビーチ。波も穏やかなので、シュノーケリングを楽しむことができます。
ウミガメやアザラシを見ることができます。ビーチ自体は少し狭いですが、トイレもシャワーも完備されているので便利です。
駐車場もそれほど広くはないので、できれば午前中の早い時間帯に行くことをおすすめします。
基本情報
電話番号:+1 808-961-8288
営業時間:8時00分~19時00分
定休日:なし
利用料金:無料
地図:Google Mapで確認する
パニオロ・アドベンチャーズ
ワイコロアから車で45分ほどかかりますが、コハラ山にある広い牧場で乗馬体験ができます。オアフ島のクアロアランチでも乗馬体験はできますが、こちらはハワイ島ならではの雄大な景色の中で、風と馬を感じて歩くことができます。
走ってもらうこともできるので、貴重な体験だと思います。ヘルメットとブーツは貸してくれるので、ご安心を。
日本語の説明はないですが、簡単な単語さえわかれば、問題はないかと思います。ヘルメットとブーツも貸してくれます。
いくつかメニューがありますが、夕日を見ながら乗馬を楽しむことができるサンセットライドがおすすめです。
基本情報
電話番号:+1 808-889-5354
営業時間:10時00分~19時15分
定休日:なし
利用料金:1時間69ドル~、サンセットライド1.5時間89ドル
地図:Google Mapで確認する
まとめ
ハワイ島旅行におすすめの観光スポットはいかがでしたでしょうか?
この記事を見ながら、有意義な旅行プランを考えてみてくださいね。
ベルトラでは、お得なハワイ島のツアーもありますので、参考にしてみてください。最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント