こんにちは!(@chiropiyo0331)です。
今回は、静岡・熱海の相模湾の断崖絶壁の頂上に位置するホテルニューアカオのオーシャンウィングに宿泊してきたので紹介します。
ホテルニューアカオの創業は古く、昭和48年ですが、建物の老朽化とコロナ影響により2021年11月に閉館。その後2023年7月に営業を全面再開し、現在熱海のホテルの中で再注目されている活況のあるホテルです。
「ホテルニューアカオに宿泊したいけど、どんなところか気になる人」「館内の様子や食事がどんな感じか気になる人」にとっては、最適な記事になっていますので、最後までぜひお読みください。
ホテルニューアカオの宿泊に適した人は
一時期は下火になった熱海。
近年はインスタ映えするスイーツやグルメスポットが登場し、若者を中心に再び多くの観光客が訪れるようになった熱海ですが、熱海周辺には大小含めると約200件のホテルや温泉旅館が存在します。
約200件の中からどこのホテルや温泉旅館に宿泊すべきか悩みますよね。
今回は、熱海旅行をする目的で、ホテルニューアカオを選びましたが、実際に宿泊してみた結果として、ホテルニューアカオの宿泊に適した人は、以下の通りです。
・オーシャンビューを望めるホテルに宿泊したい
・温泉やサウナでのんびりホテルステイしたい
・熱海城、熱海トリックアート迷宮館、熱海秘宝館の観光スポットを巡りたい
順に解説します。
①オーシャンビューを望めるホテルに宿泊したい
1つ目はオーシャンビューを望めるホテルに宿泊したい人です。
熱海でオーシャンビューを望めるホテルはいくつか存在しますが、ホテルニューアカオは断崖絶壁の頂上に位置するホテルのため遮る障害物がなく、素晴らしいオーシャンビューの絶景を見ながらホテルステイを楽しむことができます。
②温泉やサウナでのんびりホテルステイしたい
ホテルニューアカオには全部で3つの温泉があり、露天風呂からは相模湾の海を臨むことができます。内1つの温泉にはサウナを完備しているため、サウナ好きにとっても満足できるホテルです。
③熱海城、熱海トリックアート迷宮館、熱海秘宝館の観光スポットを巡りたい
ホテルニューアカオ周辺には、徒歩圏内で行くことができる観光スポットがたくさん存在します。
特に熱海城の6階から見下ろせる熱海の景色は別格です。
ホテルニューアカオから熱海城への道中は急な登り坂続きのため、足腰の悪い方にはおすすめできませんが、徒歩10分で好アクセスです。
熱海城には駐車場(1台500円)もあるので、もちろん車で行くこともできます。
ホテルニューアカオへのアクセス
ホテルニューアカオは、熱海駅からの無料送迎バスで約10分の場所に位置し、株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントが運営、日本ジオパークにも認定されている熱海・錦ヶ浦の絶壁に建つホテルです。
客室約350室を擁する2つの宿泊棟(オーシャンウィング・ホライゾンウィング)と伊豆最大級のシアターレストラン、ラウンジ、コンベンションホール、3つの温泉、スパリウムニシキ(温浴施設)を完備しています。
ホテルニューアカオの宿泊プラン・料金は?
景勝地の錦ケ浦の中に建てられている全室オーシャンビューのホテルニューアカオ!
気になるのが、宿泊料金ですよね。
今回は、オーシャン・ウィングのスタンダードツイン、広さ25㎡ ベッド幅120㎝のお部屋に宿泊しました。
宿泊料金は、大人1人で16,700円で、時期は8/31-9/1の木曜宿泊の平日プランです。
15時のチェックイン時間の混雑回避のため、16時チェックアウト12時チェックアウトプランを選択したよ。
※料金は朝食/夕食ありの2名利用時における、クーポン・割引適用前の最安平日料金を表示、最新情報はリンク先にてご確認ください。
ホテルニューアカオの概要
それでは今回宿泊した、ホテルニューアカオの詳細を紹介したいと思います。
熱海駅に降りて、ロータリーの送迎バスBから定期運行している無料送迎バスに乗車して約10分でホテルニューアカオのオーシャン・ウィングに到着。
オーシャン・ウィングの正面玄関前。送迎バスに乗ると、玄関の目の前で下してくれます。
左側に目を向けると、いきなり熱海を見渡せるオーシャンビュー。
気分最高じゃないか!
帰りの熱海駅行きのバスも降りた場所から出発します。
チェックイン
正面の玄関を右手にフロントがあります。
オーシャン・ウィングのフロントは、なんと最上階の17階!!
平日にも関わらず、チェックイン待ちの列ができています。
同時に4グループ応対できるようになっていましたが、館内は広く、案内事項が多いため、けっこう待ちます。これは仕方ありませんね。
夕食・朝食バイキングの時間の決定と、もう1つの宿泊棟であるホライゾン・ウィングとのアクセス方法の説明を受けて、無事にチェックイン完了!!
同伴者は、奥にあるロビーでイスに腰かけて、相模湾を眺めるのがおすすめです。
日中であればドアを開放しているので、海風を浴びながら海を見るのも最高!!
客室
客室は5階のスタンダードのツインルーム。
一般的な縦長のつくりで、奥には広縁もあり、スタンダードでも窮屈な部屋には感じませんでした。
ベッド幅が120㎝あるので、かなり贅沢なベッド。ベッド同士の間隔も適切で移動もしやすいし、パーソナルスペースも確保されています。
昭和レトロなNational製のベッドスタンド。
こういうレトロ感もアカオっぽく味が出ていて個人的には好きですね~。
ベッド付近にはコンセントは1つしかないため、出力ポートが複数あるスマホ充電器を持参するのがおすすめ。
広縁からは、オーシャンビューを臨むことができます!!
窓はもちろん全開にはできないですが、 ゴツゴツとした断崖絶壁と壁にぶつかる豪快な波音が聞こえてきます。
夕暮れ過ぎの光景はこんな感じで、なかなか他のホテルで見られない貴重な景色。
ベッドの足元には、テレビ台と液晶テレビ。
テレビ台は少し年季が入っていますが、絶妙なレトロ感。
金庫も暗証番号タイプではなく、物理的なキーによるロックが必要です。
テレビ台の下に館内用の黒いスリッパがあります。
一部のレストランを除き、温泉も含めスリッパで移動可能です!
ホテルには珍しいお着き菓子。
ホテルニューアカオのお着菓子はあおさ入りせんべいで、せんべい一筋にかけた職人による独自製法による風味豊かなうす焼きせんべい。
広縁には鏡があり、充電ケーブルとドライヤーを完備していて、それぞれ巾着袋に入っています。
取り出してみると、充電ケーブルはiPhone5以降のLightlingケーブル、Android用、Type-C、ガラケーほぼ全てに対応する交換用コネクタになっているので、利便性高く、とても便利!
一方、ドライヤーは軽くてコンパクト。
ちなみに温泉の脱衣所は、全てReFaのドライヤーです。
上下セットの館内着は前のベッドの側面には収納棚があり、開けると館内着とバスタオルセット、お風呂に行く際に利用できるバスケットが置いてあります。
スタンダードのツイルルームだと間隔が狭く、ベッドにぶつかり完全に開閉できない作りになっていて、少し使いづらかったです。
ただ何回も出し入れするものではないので、許容範囲です。
館内着は男女共通でブルーとグレーの上下セット。
大人用はフリーサイズが基本ですが、S、L、LLも用意があるので、サイズが合わない場合はフロントに内線電話。子供用は、100cm、120cm、140cmです。
バスルーム・トイレ・洗面台
スタンダードルームは、バスルーム・トイレ・洗面台は全て一体で、ビジネスホテル仕様です。
洗面台が小さく狭いため、少々使いづらい。
アメニティは歯ブラシとヘアーブラシ、カミソリが置いてあります。
ホテルニューアカオの温泉
ホテルニューアカオには、オーシャン・ウィングには露天風呂「波音」(なみね)、ホライゾン・ウィングには、スパリウムニシキ、大浴場「彩海」の2つの温泉があり、宿泊者であれば、3つ全ての温泉を利用することができます。
宿泊棟 | 温泉施設名 | 営業時間 | 場所 |
---|---|---|---|
オーシャン・ウィング | 露天風呂「波音」(なみね) | 9:00~24:00 | オーシャン・ウィング1階 |
ホライゾン・ウィング | スパリウムニシキ | 5:00~10:00/13:00~24:00 | ホライゾン・ウイング B1階/オーシャン・ウイング 15階 |
大浴場「彩海」 | 6:00~12:00/16:00~24:00 | ホライゾン・ウイング 3階 |
一番のウリは、露天風呂にあるお風呂の水面と海が一体化したように感じられるインフィニティスタイルがあるスパリウムニシキ。
露天風呂「波音」(なみね)
露天風呂「波音」(なみね)はオーシャン・ウィングの1階にありますが、行き方が少しわかりづらいです。
オーシャン・ウィングのエレベーターで2階まで降りて、1階に接続している階段を降りて直進することで行くことができます。
途中、レトロな看板があり、ニューアカオらしさを感じます。
ようやく露天風呂「波音」(なみね)が見えてきました。
男と女の大きな文字が描かれていた湯のれんでモダンな雰囲気。
露天風呂「波音」(なみね)には、内湯がなく半露天風呂が1つ、露天風呂が1つあります。
露天風呂からオーシャンビューを望みたいところですが、周囲から見えないように柵があり、実際には入浴中は望むことができませんでした。
スパリウムニシキ
スパリウムニシキは、オーシャン・ウィング15階から接続し、ホライゾン・ウィングのB1階にあります。
エレベーターで15階に降りたら、案内に沿って、ホライゾン・ウィングに行きます。
スパと名がついているだけあって、高級感漂うエントランス。期待が高まります。
さらに通路を歩いて行くと到着。
淡い緑とピンクの湯のれん。思っていたよりも入口はかなり狭め。
露天風呂はインフィニティ仕様で、正面に大きな松の木が立ち、その奥には海が広がっているので、最高に気持ちよいです!
温度も少し温めで、一番海に近い最下段で長く浸かるのがおすすめです。
ホテルニューアカオの温泉で唯一スパリウムニシキだけが、サウナ完備です。
サウナは狭く、最大でも5人程度しか入れません。温度は85度程度でTVなし。
残念ながら、水風呂はなく、外気浴できるイスやベンチがないため、ほとんど利用者がいません。
大浴場「彩海」
大浴場「彩海」は、ホライゾン・ウィング3階、エレベーター近くにあります。
他の温泉とはまた違う和モダンな上品さがある通路で、良い味が出ています。
露天風呂「波音」(なみね)、スパリウムニシキは脱衣所にウォーターサーバーがありますが、大浴場「彩海」は脱衣所ではなく、男女兼用の通路に面したところにお茶、水が飲めるサーバーがあります。
大浴場「彩海」の露天風呂は1つで岩風呂ですが、柵が低く、こちらでもオーシャンビューを眺めながら入浴を楽しむことができます。
営業時間は6:00~12:00/16:00~24:00になっているため、レイトチェックアウトの人でもギリギリまで利用可能です。
ホテルニューアカオでの楽しみ方
ホテルニューアカオでは、オーシャンビューを見たり、温泉・サウナで日頃の疲れを癒したりするのはもちろんのこと他にも、海のアクティビティ、屋内のアクティビティ、屋外のアクティビティなど楽しみ方が充実しています。
子連れの家族旅行や友人との旅行、女子旅など多くのシーンで利用できるため、宿泊した際はぜひ体験してみてください。
楽しみ方①:各種有料アクティビティに参加する
アクティビティ名 | 営業時間 | 料金(税込) |
---|---|---|
カヤックツアー | 10:00~11:00 13:00~14:00 | 大人9,500円(ウェットスーツ貸出あり) 子供6,000円(ウェットスーツ貸出あり) ※お子様は大人と同乗 |
フィッシング体験 | 9:00~16:00 | 釣竿セット2,000円 |
体験ダイビング | 12:45~14:45 | 大人19,800円 |
クリアSUPツアー | 10:00~11:00 11:15~12:15 | 大人11,000円(ウェットスーツ貸出あり) 子供6,000円(ウェットスーツ貸出あり) |
スノーケリング体験教室 | 8:15~9:15 9:30~10:30 10:45~11:45 14:30~15:30 15:45~16:45 | 大人3,000円 子供2,000円 |
洞窟SUPツアー(蒼の洞窟) | 9:00~10:00 10:15~11:15 13:00~14:00 14:15~15:15 | 大人9,500円(ウェットスーツ貸出あり) 子供6,000円(ウェットスーツ貸出あり) ※お子様は大人と同乗 |
SUPサンライズツアー | 日の出の30分前 | 大人13,500円(ウェットスーツ貸出あり) |
とんぼ玉アクセサリー作り体験 | 10:00~16:00 | 3,500円 |
射的 | 15:00~22:00 | 500円 |
卓球 | 8:00~23:00 | 600円 |
ビリヤード | 15:00~23:00 | 2,200円 |
レンタルサイクル | 9:00~18:00 | 800円/1時間 1,500円/3時間 2,500円/6時間 |
錦ヶ浦散策ツアー | 9:00~約30分間 | 無料 |
海に近い場所に立地しているホテルニューアカオだからこそできる、シュノーケリングツアーや洞窟SUPツアー(蒼の洞窟)など海のアクティビティは特に人気があり、チェックインの時間まで遊んで、その後はホテルでのんびりするという王道の楽しみ方があります。
楽しみ方②:屋上庭園からオーシャンビューを眺める
オーシャン・ウィング2階のメインダイニング錦の入口横にある階段からは屋上庭園に行くことができますが、晴れた日はとにかく景色がよいので散策するとよいです。
美しい海と空のコントラスト、波が打ち寄せる景色の迫力をぜひ自分の目で確かめてください。
海風も心地よく、座る場所もあります。
楽しみ方③:インドアプールで遊ぶ
ホテルニューアカオのオーシャン・ウィングの2階には、宿泊者であれば無料で利用できるインドアプールがあります。
男女更衣室も完備で、他のホテルのインドアプールとは異なり、窓越しに海を見ながらプールを楽しむことができます。
ホテルニューアカオの夕食
ホテルニューアカオの夕食は、オーシャン・ウィング2階にある超大型シアターレストランのメインダイニング錦が会場で、和洋中約90種のバイキングです。
大きな窓ガラスが特徴で、窓からは景勝地の錦ヶ浦の岩肌を見ることができ、豪華な生演奏を聴きながら優雅な夕食バイキングを堪能することができます。
他のホテルのバイキングで提供されなオリジナルメニューが豊富でどれを食べても1品1品が美味しく、いつまでも食べていたい!と久しぶりに思いました。
具体的な夕食メニューがわかる記事は別に纏めています。
ホテルニューアカオの朝食
ホテルニューアカオの朝食は、夕食と同様に、オーシャン・ウィング2階にあるメインダイニング錦で、和洋中のバイキングです。
朝食にしては種類豊富で、70種もあります!!
夕食あれだけ食べたので、普通に食べ切れない!
朝食メニューで人気のあったのが、静岡県ならではの海の幸を堪能できる海鮮丼で、いか様丼、山葵丼、シラス丼など好みの食材を乗せて楽しむことができます♪
具体的な朝食メニューがわかる記事は別に纏めています。
ホテルニューアカオの周辺観光
ホテルニューアカオは相模湾の断崖絶壁にそびえ立つホテルですが、徒歩圏内に以下の観光スポットがあります。
特に熱海城天守閣展望台からの眺望は熱海随一なので、時間があったら行ってみましょう。
ホテルニューアカオに宿泊してみて
今回は、熱海旅行の宿泊場所として利用しました!
2023年にリニューアルオープンしたばかりのホテルニューアカオとあって平日でも予約が活況。
客室から見るオーシャンビュー、スパリウムニシキの露天風呂から見るオーシャンビュー、オーシャン・ウィング15階から眺める熱海の絶景など様々な場所から景色を楽しむことができました!
館内にはレトロなバーや射的など、女子旅で楽しめる室内温水プール、夏限定のマリンアクティビティなど、3つの温泉もありホテルで楽しめる要素がいっぱいです。
その分、宿泊料金は高くなるため、目的に応じて宿泊先も選びたいですが、熱海旅行の際、一度は泊まっておいて損はないホテルと言えます。
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