こんにちは!(@chiropiyo0331)です。
今回ご紹介するのは、東京湾唯一の自然島で人気の観光スポットとなっている猿島観光モデルコース。
猿島といえば、年間15万人の観光客が訪れる横須賀沖約1.7kmに位置している約5.1haの無人島で、「天空の城ラピュタ」に登場するような世界観を垣間見ることができることから、特に若者男女に人気の観光スポットです。
「猿島って日帰りでいけるの?」
「猿島を観光するのどれくらいの時間が必要か知りたい。」
「無計画で行き当たりばったりな旅行はしたくない。」
このような疑問にもつ人、日帰りで都内から出かけるのに適した観光スポットを探している人にとっては役に立つ記事になっているので、最後までお読みいただければ嬉しいです。
猿島観光の所要時間
猿島は、1周約1.6kmで島全体が公園になっていて、観光時間の目安は約90分です。
90分は純粋に猿島で平均的な観光時間です。
あまり写真も撮らず、休憩もせず、軽食取らずであれば最短で30分程度でも観光は可能です。
猿島へは三笠ターミナルからフェリーで片道10分かけて移動するので、フェリーでの移動時間、待ち時間を考慮すると、平均的な観光時間90分+移動込みで、土日祝の場合は、フェリーの待ち時間含め余裕をもって約3時間見積もっておく必要があります。
猿島では砂浜でBBQができるので、BBQをする場合は半日滞在する前提で見積もっておきましょう。
猿島には宿泊施設がなく、必ず最終便までにフェリーで戻ってこなければならず、時間管理には細心の注意が必要です。
猿島観光モデルコース概要
それでは、猿島観光モデルコースを紹介します。
行程を頭にインプットしておけば、想定外のトラブルもなく、安心してデートに集中できますよ♪
前提として三笠ターミナルに午後13時に到着するところからとさせていただきます。
三笠ターミナルへは、横須賀中央駅から歩いて行くこともでき、歩くと13分です。
- 13:00三笠ターミナルでチケット購入
まずは、猿島に行くための乗車券を購入するため、三笠ターミナルを目指します。2020年にできた施設なので、館内はキレイです。
入り口を入ると、正面にチケット売り場があります。
大人 中学生 小学生 猿島公園入園料 500円 250円 250円 乗船料(往復) 1,500円 1,500円 750円 大人であれば、猿島に入るための入園料500円と乗船料往復1,500円で2,000円になります。
横須賀市民であれば大人は半額の1,000円になります。
★三浦COCOONからチケット予約すれば乗船料(往復)50円引き!!チケットは、猿島航路乗船券と猿島公園入園料の2つが1つになっています。
船乗船時には、切り取って下の猿島公園入園料チケットを渡すことになるので、準備しておきましょう。
2Fはビジターセンターになっていて、猿島の歴史や展示を楽しむことができます。トイレもあります。
- 13:30三笠浅橋→猿島
三笠ターミナルの目の前にフェリー乗り場である三笠桟橋があり、土日祝だと乗船前から列をなします。
フェリーは、朝9:00から1時間毎に16時30分まで運航していて、土日祝であれば臨時便で30分間隔となる傾向にあります。 - 13:40猿島到着
10分で猿島到着~。思ったよりも大きい島!
猿島の地図を見ると、島内にはいくつか砲台跡、レンガ造りのトンネル、弾薬庫などいくつかの見どころがあるので、頭の中にイメージしておきましょう。
縄文の遺跡から昭和までの要塞島として歴史的建造物が残りつつ、自然も重なった不思議に満ちた島です。
散策スタート♪
- 13:50砂鉄の浜
乗船橋を渡るとすぐに見えてくる猿島のビーチ。
ここではBBQをすることができます。BBQをする場合は近くにあるレンタルショップでBBQ用具をレンタルすることができます。
食材は提供していないので、横須賀周辺のスーパーで事前に購入しておく必要がありますが、以下のサイトでも予約可能です!!
ヨコスカ松坂屋
横須賀セントラルキッチン
BBQワキタBBQをする場合は、朝便の9:30で猿島に向かいましょう。
チェック 猿島 運行時刻表
- 14:00兵舎・弾薬庫まで散策
島中央付近にある兵舎・弾薬庫を目指して歩きます。
空軍から見つからないように両サイドには要塞の切通しがあるのを確認できます。
- 14:05兵舎
切り通しの東側には兵舎が並んでいます。
- 14:10弾薬庫
兵舎を通り過ぎて奥に進むと弾薬庫が見えてきます。
アーチ状の入口はフランス積みのレンガ構造になっています。 - 14:20レンガ造りのトンネル
弾薬庫を通り過ぎ、真っ直ぐ進むとレンガ造りのトンネルが見えてきます。
天空の城ラピュタで登場するロボット兵を発見!!周囲にいる観光客が珍しそうに写真を撮っています。
ちなみに、レンガ造りのトンネルは、幕末の長崎から始まって全国的に広がりました。現在の日本で当時の様子を確認できるのは数十か所と言われていて、猿島の要塞跡はそのうちの1つで貴重なスポットです。
レンガ造りのトンネルの中です。
全長100mくらいなので、すぐに歩けます。独特なレンガ造りですね。トンネルを抜けた広場は、ラピュタに登場する廃墟のシーンと似ていて、撮影スポットになっています。
- 14:40砲台跡
広場の先には、砲台跡と東京湾が広がっています。
江戸幕府が異国の船の進入を防ぐ目的で、建設された全国初の大砲を支える台場です。
第二次世界大戦で、進駐軍に解体されたことで今の砲台跡として存在しています。
- 14:50頂上広場
猿島の北西には、頂上の広場があり、天気がよいと左側に富士山が見えます。
中央に見える建物群は、米海軍横須賀基地です。
頂上広場から降りる階段道は、まさに森に囲まれた自然を感じられるような場所ですね。
- 15:20ボードデッキ(休憩・軽食)
来た道を戻ってきて、帰りの船の時間までボードデッキで休憩しましょう。
ボードデッキの下にある、オーシャンズキッチンでは、よこすか海軍カレーなどの食事メニュー、ポテト、鶏からなどの軽食、ドリンクメニューを提供しています。
歩いてお腹が空いてしまったので、軽食と言いながら、よこすか海軍カレーとプリンを注文。
カレーを注文すると牛乳がセットでついてきます。 - 16:30猿島→三笠ターミナル
船の出港時間を確認して、乗船場に並びましょう。
バイバイ、猿島~。
- 16:55よこすかポートマーケット
三笠ターミナルに着いたら徒歩1分のところにあるよこすかポートマーケットに行ってみよう。
横須賀海軍カレーなどの横須賀、三浦半島のお土産や横須賀名物ネイビーバーガーの代表店であるHONEY BEEもあります。
旬な魚と三浦半島の選りすぐりの食材をつかった「船主丼」は、だし汁とシメのお茶漬けまで、2度美味しく楽しめます。
- 17:30帰路へ
猿島観光、お疲れ様でした。
▼はとバス 無人島「猿島」とYOKOSUKA軍港めぐりクルーズ<2023年7月~9月/1名~催行確定/土・日・祝/昼食付/東京駅発>
猿島観光にかかる費用・予算
4人で都内から車で猿島に向かい観光した場合にかかった費用は、合計4,450円でした。
都内から電車で向かう場合は、往復で約2,000円のため、+約1,500円です。
猿島で観光+BBQをする場合は、レンタル代や食材含めると予算は約1万円となります。
項目 | 費用 | 備考 |
猿島駐車場 | 400円 | 当日最大料金 ※4人で割り勘のため実際は1,600円 |
猿島公園入園料 | 500円 | |
乗船料(往復) | 1,500円 | |
軽食 | 1,600円 | 猿島オーシャンズキッチンにてよこすか海軍カレーとプリン |
ガソリン代 | 450円 | ※4人で割り勘のため実際は約1,800円 ※都内-猿島間往復140km、ガソリン代165円/ℓ、燃費13km/ℓ |
合計 | 4,450円 |
日帰り観光とは言え、都内からであれば5,000円以下の予算で十分楽しめます!
帰りのフェリーの混雑に注意
猿島からの帰りのフェリーは混雑するので注意が必要です。
特にGW、夏休みなどの大型連休、土日祝は臨時便を運航し、30分間隔で船が発着しますが、出港時間の20分前から行列が発生します。
さらに5分前になるとボードデッキの方までずっと並びができます。
三笠ターミナルと猿島を往復する観光旅客船「シーフレンドZERO」の定員は236名となっていて、それなりの輸送力があるので、ボードデッキ付近までであれば、問題なく乗船できます。
※フェリーはいくつか種類があり、「シーフレンド8」であれば最大280名。
ボードデッキ付近から後方になると、1回では乗り切れず30分後の次の船を待つことになります。
実際に溢れて乗れなかった人たちの列です。
直前までボードデッキでのんびりしていると予定通りの船に乗れなくなるので、少し頑張って早めに並ぶようにするのが得策です。
GWはダイヤ関係なく15~30分間隔でフェリー運航
猿島公式Twitterによると、GWは行き帰りともにダイヤ関係なく、15分~30分間隔でフェリーを運航しています。フェリー待ち時間は緩和されています。
【猿島航路運航状況5/5】
— 無人島・猿島【トライアングル公式】 (@Tryangle_web) May 5, 2023
潮位が復活してついに「シーフレンド8」出動🚢
Zeroと8のコンビで、皆さまの猿島トリップのおともをします☀
本日は行きも帰りもダイヤに関係なく15分~30分間隔で運航しています👍#横須賀 #猿島 #無人島 #QK pic.twitter.com/8J9SWdN1Io
猿島周辺の駐車場の混雑状況
大型連休や土日祝の場合、三笠ターミナル周辺の駐車場はどこも混雑するので注意が必要です。
三笠公園の駐車場は、最も三笠ターミナルに近く激戦区。朝方早々に満車になることもあります。
その場合は、少し離れた駐車場に停めることになりますが、安い駐車場、近い駐車場から次第に埋まっていきます。皆さん、考えることは同じなんですよね。
午後になれば、朝から猿島観光した人が戻ってくるので、車の出入りがそれなりにありますが、午前中は車の出入りが少ないため、満車を見つけたら、長く粘らず、横須賀中央駅周辺の駐車場に思い切って留めるのも手です。
三笠ターミナル周辺の駐車場付近は、一通が多く1周回るのに大通りに出るため渋滞に巻き込まれます。
横須賀中央駅からは徒歩13分で三笠ターミナルに到着できます。
猿島ツアー参加も1つの手
都内から猿島に行く場合は、京急品川駅から約45分の乗車で猿島の最寄駅である横浜中央駅に着くことができますが、駅から桟橋まで徒歩10分ほど歩きます。
また、土日の猿島フェリーは大変混雑するので計画通りに行かないこともあります。
こんなときは、思い切って東京駅発のツアー参加するのも一つの手です。
>はとバス 無人島「猿島」とYOKOSUKA軍港めぐりクルーズ/1名~催行確定/土・日・祝/昼食付/東京駅発
費目 | 料金 |
東京駅⇔横浜中央駅 徒歩乗り換えあり | 1,440円 |
ランチ(横須賀海軍カレー本舗) | 約1,500円 |
フェリー代 往復 | 2,000円 |
猿島ガイドツアー | 600円 |
YOKOSUKA軍港めぐりチケット代 | 1,600円 |
参考までにツアー参加なしで電車で東京駅から出発した場合の費用は約8,100円で、純粋なツアー代金は約2,400円でツアー料金は大人10,500円です。
ランチも混雑しますが、ツアー団体用に予約されていれば、すぐにご飯が食べられますし、そう考えると安いツアーです!
猿島周辺のおすすめ観光スポット
三笠公園
猿島から一番近い観光スポットといえば、「日本の歴史公園100選」に選ばれた横須賀を代表する海に面した三笠公園。
公園の中には、日露戦争でロシアのバルチック艦隊を撃破して歴史的勝利を収めたときに、東郷平八郎司令官を率いる連合艦隊の旗艦だった戦艦三笠が記念艦三笠として展示されています。
三溪園
三溪園は横浜市中区に位置しており、実業家で茶人である原三溪によって造られた日本庭園で、その広さはなんと17.5haで東京ドーム4個分です。
多くの重要文化財が存在し、横浜にあるにも関わらず、自然と歴史を体験できる貴重なスポットです。
朝一で、三渓園によってから午後に猿島に向かうプランもおすすめです。
猿島周辺のおすすめランチ
午後に猿島観光するのであれば、少し早いお昼にして横須賀カレーはいかがですか。
横須賀中央駅から徒歩2分程なので、電車でのアクセスでも簡単に行くことができます。
創業はかなり古く1971年で、店舗の前にはインドのターバンをつけた人形がお出迎えしているのですぐにわかるはずです。
店内はカウンター席で、レトロな家庭的な空間。
ベースのカレーを選んで、好きなトッピングを選んで注文するのが一般的なスタイル。
今回は、ポークカレーにハンバーグ、目玉焼き、ウィンター、チーズの超豪華全部乗せ!!
味はインド風というより、こくまろで家庭的なカレー。カレー屋さんで辛口を頼むと、スパイスが効きすぎてかなり辛いが、割と控えめ。
目玉焼きに隠れてご飯が普通盛りでも量があるので、ルーとの配分に注意。
こちらは、目玉焼きとウィンターのトッピングだけ。これでもあれば、女性でも食べれるちょうどよいボリューム感。
カレーの前に、さっぱりおいしいコールスローがセットでつきます。
名称 | ベンガル |
住所 | 神奈川県横須賀市若松町1-9 |
営業時間 | 11:30~19:00(L.O.) 日曜営業 月曜休 |
支払方法 | 現金のみ |
座席 | カウンター16席 |
猿島周辺のホテル
GW、夏休みなどの大型連休、土日祝に猿島観光しようとした場合、特に都内から車での移動は渋滞が多く、かなり早い時間帯での出発をおすすめします。
また、三笠ターミナル発猿島行きのフェリーも午前出発便に乗れば、混雑回避できます。
そうした場合、前日に横須賀・猿島周辺のホテルに宿泊して、朝はのんびりホテルで朝食をとってから猿島に向かうのもいいですね。
チェック 横須賀・猿島周辺のホテルを探す
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